「コラーゲンを食べても美肌効果はない」という説がついに覆る
コラーゲンを食べても肌への効果はないと決めつけていないでしょうか?
コラーゲンはタンパク質の一種なので胃で全て分解されてしまい、口から摂取しても肌への効果は一切ないよ、ということが言われているからですな。
とはいえ、コラーゲンを食べると肌にハリが出ると感じている人が多いのも事実。
そこで最近、「コラーゲンの経口摂取で肌質が良くなる」という研究が発表されておりましたのでご紹介致します。
低分子のコラーゲンで肌が若返る!
低分子のコラーゲンとは、いわゆる加水分解されて分子量が小さくなったコラーゲンのことです。
コラーゲンはもともと分子が大きくて、そのままの大きさではなかなか体が吸収してくれないんですね。そこで水で長時間煮たりすることで、コラーゲンが水と反応して分子の大きさが小さくなるわけです。その結果、体に吸収されやすい形になって肌にも到達しやすくなるわけです。
コラーゲンは魚の皮や肉の硬い部分に多く含まれていますが、同じコラーゲンでも焼いたりして食材ごと一緒に摂取するよりも、水で煮込んで煮汁に溶けだしたコラーゲンを摂取したほうが肌への効果は高いわけですな。
結局アミノ酸に分解されるんじゃないの?
分子が大きかろうが小さかろうが、タンパク質であることは変わらないので、結局は全てアミノ酸に分解されて意味がないんじゃないの?と思うかもしれません。
コラーゲンを摂取して肌に届くのがアミノ酸であれば、コラーゲンの少ない肉だったり大豆だったり、他のたんぱく質でも変わりないはずですからね。
コラーゲンを摂取して肌に届くのがアミノ酸であれば、コラーゲンの少ない肉だったり大豆だったり、他のたんぱく質でも変わりないはずですからね。
その点に関しては、2017年に横浜市立大学の研究(1)によって確認されています。
実験では、
実験では、
- 参加者に低分子のコラーゲンを摂取してもらう
- 血液中や肌に含まれるペプチドの量を測定する
といった感じ。
コラーゲンは長時間加熱することでゼラチンに変化して低分子化しますが、体に取り込まれることによってコラーゲンペプチドというさらに低分子のコラーゲンに分解されます。
アミノ酸に分解される一歩手前の状態のコラーゲンが肌に届くのかを調べたわけですな。
結果、
- コラーゲンを経口摂取することによって、ペプチドが血液中や肌に高濃度に届いていた
ということが分かりました。
つまりコラーゲンを口から摂取したとき、すべてがアミノ酸に分解されてから全身に運ばれるわけではなく、肌にもちゃんと届くということが分かったわけですね。
実際ペプチドが肌に届くことによって肌質が改善したという研究も数多くあって、
などコラーゲンが肌にいい影響を与えているのは間違いないようですな。
食品からとっても良いですが、多くの実験ではサプリを使っているので面倒くさがりな人は良く使われている下の商品を使ってみてもいいかもしれません。
どうぞよしなに。
コメント
コメントを投稿