キノコを食べると楽して痩せられるかも?という研究
「これを食べれば痩せられる!」みたいに楽して痩せられる方法があったらいいと思いませんか?どんなダイエットでも続けなければ意味がないので、いかに続けられるかが重要になってきますが、なかなか難しいですよね。
せっかくダイエットに成功しても、成功したご褒美にドカ食いしてしまったり、食事がご褒美になってしまっているのが結構ネックだったりします。
そこで一番の方法は「食べたい!」という衝動を抑えることなのですが、もしかしたらキノコを食べることで食事報酬が下がって自然に痩せられるんじゃないの?というデータ(1)が出ておりました。
食物繊維が腸内細菌を増やす
これは2018年のペンシルバニア州立大学の研究なのですが、マウスにマッシュルームを食べさせたときの健康状態を調べたものになります。
そこで何が分かったかというと、マッシュルームを食べ続けたマウスは、
- 腸内のコハク酸やプロピオン酸の量が増えた
という結果が出たらしいです。
プロピオン酸とは腸内細菌が作り出す脂肪酸の一種なのですが、これがあると、
つまり、幸福度も下げずに自然と食べたい欲求が消え、自然に痩せることができるわけですね。
実験で与えられたマッシュルームの量は、人間に換算すると約85gらしいので、だいたいスーパーで売られているキノコのパック半分~2/3の量を食べればよいと言うことですね。
マウスの実験なので人間で果たして効果があるのかということは疑問視されるところではありますが、マウスの実験で腸内細菌に効果があった実験は人間でも当てはまることが多いので、とりあえず参考にはなるでしょう。
また、なぜキノコでプロピオン酸の量が増えるのかというとキノコの食物繊維が腸内細菌のエサになる過程で多く生まれるからとされます。
なので今回の実験でも、もともと腸内細菌の少ないマウスではマッシュルームを食べてもプロピオン酸の量は増えませんでした。つまり、腸内細菌を増やしたうえでキノコなど食物繊維の多いものを食べればダイエットに効果があるということらしいですね。
腸内細菌を増やすには基本的には発酵食品が効果的です。漬物、キムチ、ヨーグルトや納豆、チーズ、味噌など、いろいろ種類はありますが、どれを食べればよいのかは一概に言えず、それぞれの体質で結構変わってきてしまうためとりあえずいろいろなものを食べてみましょうといった感じになりますね。
ただ漬物などは発酵せずに食品添加物で誤魔化しているものも多いので、注意は必要です。
どうぞよしなに。
コメント
コメントを投稿