コンビニでも買えるあの食べ物で、運動しなくてもダイエットできるかも!?
今回はコンビニでも買えるあの食べ物を口にするだけで、もしかしたら運動するのと同じぐらいの効果が得られてやせられるんじゃないか!?ということがオーガスタ大学の実験によって分かりました(1)。
何もしていないのに、痩せやすい体質に
ミオスタチンっていう筋肉の発達を邪魔する物質があるんですけど、これが体内に少ない人ほど筋肉の量もあって痩せやすい体質であるというのが分かっているんですね。逆にミオスタチンの量が多い人は、筋肉量も少なく肥満体質の人も多いんだとか。
そこでこの実験では、
- 痩せているマウス
- 太っているマウス
の2種類を用意しまして、それぞれのマウスにミオスタチンが体内で発生しないように処置を施しました。
すると、もともと太っているマウスでもミオスタチンが発生させないようにしたマウスは、筋肉量が増えてさらに心疾患やメタボの数値も悪化しなかったんだとか。
つまり、ミオスタチンをカットしただけで痩せやすい体質になってダイエット向きの体に変化したわけですな。
缶詰でフィッシュオイルを摂取せよ
ということで、ミオスタチンをカットすることで運動せずに楽してダイエットできるわけなのですが、実はフィッシュオイルを摂取することでもミオスタチンはカットすることができると分かっています(2)。
具体的には、1日4gのフィッシュオイルを8週間被験者に飲んでもらったところ、体内のミオスタチンの量が低下して、筋肉の量も増えたんだとか。
フィッシュオイルとはつまり魚の油のことで、鮭・マス・アジ・イワシ・サンマ・サバ・ウナギ・タイなど脂の多い魚に多く含まれます。
またビタミンDもミオスタチンを低下させる(3)といわれているので、上記の脂の多い魚なんかを選ぶとビタミンDも同時に多く含まれているのでよろしいんではないでしょうか。
ただ、魚の油ってすごく酸化しやすいんで、古くなってスーパーとかで半額になって売られているものだったりとか(4)、あとはDHCとかのフィッシュオイルのサプリなんかも厳選して選ばないと酸化されている可能性がめちゃめちゃあるんで(5)、逆に体に悪影響を及ぼしてしまうことが多いんですね。
なのでおすすめは、コンビニとかに置いてある魚の缶詰です。缶詰コーナーに行けば、サバとかイワシとかサンマの缶詰置いてありますよね。あとツナ缶とかでも大丈夫です。
魚の缶詰って漁獲されたあとすぐに工場に運ばれて、そのあと缶に入れて真空状態で加熱されることが多いんですよ。なのでほとんど酸化されていないわけです。
缶に入れる前に加熱する場合もあるんですけど、それでも缶に入れた瞬間酸化は止まるので、酸化レベルは相当低いものになっています。
どれぐらい食べればいいの?
1日のフィッシュオイルの摂取上限としては、欧州食品安全機関(EFSA)によると5gまでは問題ないとしているものの(6)、一般的なサバの水煮とかだと1缶でDHAとEPAの量の合計が4.5g前後になっており、上限まあギリギリ。
厚生労働省が定める日本人の食事摂取基準では、明確な摂取量の目安は定められていないものの、2g程度がよろしいんではないかと言われております。
DHAとEPAとかのフィッシュオイルは人間の体の中で作ることのできない必須脂肪酸の一つなので少しずつ小まめに摂取するのが良いので、ベストは缶詰1個を2~3日で食べるか、2~3日おきに1缶を食べるなどすると良いかも。
ダイエット効果のあるおすすめ魚の缶詰
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